パースのレタッチはいかに情感をつけるかが大事。
ただ自分のやり方が定着してくるとなんとなくいつも同じパースになってしまって、ほかにも表現方法がほしいなあと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
今回はパースに「エモさ」をプラスする「Light Leak」を使ったレタッチ方法について解説していきます。
Light Leakについて
Light Leakとは?
Light Leakは特殊なソフトや手法の名前ではなく、文字通り「光の漏れ」が表現された一種のテクスチャです。Google画像検索で「Light Leak」と検索するといくつかのパターンが出てくると思います。
これをパースに使うだけで一気に写真のような情感が加わります。今回は以下の画像を使ってパースにレタッチを加えてみましょう
。
Light Leakを使った画像のレタッチ
以前に作成したパースを使って実践してみます。
まずはPhotoshopを立ち上げ、パース画像と、先ほどのLight Leakの画像を開きます。
次にLight Leakの画像をパース画像の前面にペーストします。これは画面全体を覆っていればどこでも構いません。
次にLight Leakのレイヤーを選択した状態で、レイヤースタイルから「スクリーン」を選択します。
すると逆光のような効果が得られます。あとは位置や不透明度を調整するだけでなんとなく「エモい」パースになりましたよね。
他にも「乗算」や「オーバーレイ」を選択することでもまた違った効果が得られます。Light Leakの画像の種類によっても雰囲気が違って見えるのでいくつかのパターンを試してみてください。
乗算をかけたパターン
オーバーレイをかけたパターン
まとめ
この記事では雰囲気を付け加えるためのLight Leakという素材を紹介しました。
パースの仕上げにぜひ使ってみてください。
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