【初心者・学生必見】建築CGパースの作成におすすめのCADソフト10選

【初心者・学生必見】建築CGパースの作成におすすめのCADソフト10選

3ds Max

コスパ★★★★★
使いやすさ★★★☆☆
リファレンスの充実度★★★★
美しさ★★★★★

3dsMaxのイメージ

Autodesk社が提供している3dsMaxは業界で最も使われているソフトの一つです。

標準装備されているレンダラー(レンダリングをする機能・ソフト)が比較的クオリティが高くそのままでも高クオリティのアウトプットが出せるほか、V-rayなどのレンダラーにも対応しています。また、建築用の書籍やリファレンスも多く学びやすいソフトと言えます。

また実務レベルで考えると、クライアントから渡されるCADデータがAutodesukのAutoCadRevit(後述)であることは多く、互換性のある3ds Maxが好まれているようです。3ds Max + V-rayが業界標準との呼び声も高いです。

強いて言うなら少しUI(ユーザーインターフェース)が複雑なのでとっつきにくさを感じるかもしれません。その他は人気も納得の高クオリティのソフトといえるでしょう。また、学生の方は二年間の学生用無償版が提供されているので使いやすい点も大きなポイントです。

3dsMax学生版のダウンロードはこちら
https://www.autodesk.co.jp/education/free-software/3ds-max

Rhinoceros(ライノセラス)

コスパ★★☆☆☆
使いやすさ★★★★★
リファレンスの充実度★★★☆☆
美しさ★★★★★

Rhinocerosのイメージ

Rhinocerosも業界で人気の高いソフトウェアの一つです。筆者はRhinocerosユーザーなのでおススメしたいソフトです。

建築専用ではなくプロダクトデザインなどでも用いられるソフトですが、V-rayに対応しており高品質なアウトプットが出せるほか、UI(ユーザーインターフェース)がわかりやすく比較的使いやすいソフトだと思います。

grasshopperというプラグインを使って簡単なプログラミングが組めるため、自力では面倒な複雑な形状のモデリングができることも大きな魅力の一つです。

ネックとしては高価なこと。教育版の単体でも¥36,000となっているため少し手が出しづらいかもしれません。ただクオリティは申し分なくぜひおすすめしたいソフトの一つです。

Rhinoceros学生版のダウンロードはこちら
https://www.rhino3d.com/jp/sales/asia/Japan

SketchUp(スケッチアップ)

コスパ★★★★★
使いやすさ★★★★★
リファレンスの充実度★★★★
美しさ★★★☆☆

CADというより3Dのデザインツールといった方が近いですがSketchUpも多くの人が使う人気の高いソフトです。

まずなんといっても3D Warehouseという充実したモデルのリファレンスがあり、いろいろな3Dモデルがすぐにインポートできることが魅力です。

また操作がどのソフトよりも圧倒的に簡単で感覚的に形が作れます。無償版でも十分に作品を作り上げることができます。Pro版でも学生なら年間5000円程度で利用できます。

弱点としては厳密なCADとしての機能、図面の出力などに弱いことでしょうか。ただ初心者が手を出しやすくCADの導入という面でも使いやすいソフトと言えます。

SketchUpのダウンロードはこちら
https://www.sketchup.com/ja/plans-and-pricing#for-personal

VectorWorks(ベクターワークス)

コスパ★★☆☆☆
使いやすさ★★☆☆☆
リファレンスの充実度★★★☆☆
美しさ★★★☆☆

3dsMaxと並びVectorWorksは業界でも人気の高いソフトの一つです。建築向けのソフトウェアということもあり図面表現などの機能が充実しているのが特徴です。

V-rayと連携していないため個人的な評価は低いですが、十分美しいイメージを出力できるほか、photoshopなどのソフトを使わなくてもある程度のイメージエフェクトを加えることができるなど操作面での充実は魅力です。

こちらも学生版で¥20,000と価格がネックですがこれ一つでも十分戦えるソフトだと思います。

VectorWorksの学生版ダウンロードはこちら
https://www.aanda.co.jp/products/tannendo/index.html

ARCHICAD(アーキキャド)

コスパ★★★★★
使いやすさ★★☆☆☆
リファレンスの充実度★★★☆☆
美しさ★★★☆☆
ARCHICADのイメージ

ArchiCadは次に紹介するRevitと同様、厳密に言うとBIMというソフトウェアになります。

BIM(Building Information Model)とはコンピューター上に作成した3Dモデルに、コストや仕上げ、管理情報などのデータを格納した建物のデータベースを、建築の設計、施工などのあらゆる工程で情報活用を行うソリューションやソフトウェアを指します。

厳密には3DCADよりもより建設よりの視点の設計になっており設計上のビジュアライゼーションとは遠いところにありますが、十分にパースの作成も可能です。
ARCHICADに関しては、Rhino/grasshopperと連携している点で造形に関しての拡張性が高いという特徴もあります。

ARCHICAD学生版(無償)のダウンロードはこちら
https://www.graphisoft.co.jp/archicad/education/

Revit(レビット)

コスパ★★★★★
使いやすさ★★☆☆☆
リファレンスの充実度★★☆☆☆
美しさ★★☆☆☆
REVITのイメージ

ARCHICADと並んで有名なBIMソフトの一つです。BIMとしての使用はもちろんのこと設計レベルでも十分使えます。

BIMソフトゆえに窓などが標準でモデリングできるのでレンダリング用に面倒なマテリアルの設定を必要としないのは大きなメリットです。またレンダリングもデフォルトのレンダラーで十分高クオリティのアウトプットが出せます。

最近Dynamoと呼ばれるRhinocerosのgrasshopperに相当するプラグインが開発され、造形の幅が広がっていることも大きな魅力でしょう。
無償の学生版が利用可能です。

学生版のダウンロードはこちら
https://www.autodesk.co.jp/education/free-software/revit

Unity/UnrealEngine4

コスパ★★★★★
使いやすさ★★☆☆☆
リファレンスの充実度★★☆☆☆
美しさ★★★★
UnityとUnreal Engine 4のイメージ

UnityとUnreal Engine 4(UE4)はそもそもゲーム開発用に作られたソフトです。

Unityに関しては、Unityを使った建築コンペも催されるなど、VRブームに伴い今後もしかしたら主流になっていくかもしれません。ただ現状ビジュアライゼーションの観点からはまだオススメはできません。

UE4はUnityに比べてグラフィックが充実しているのでUE4を使った建築ビジュアライゼーションの書籍があるほどです。ともに無料のため使いやすいですがあえてこれを建築で使う理由は現状それほどないかなと感じます。

Unityのダウンロードはこちら
https://store.unity.com/ja/?_ga=2.63871343.1132211215.1564063627-403775960.1564063627
Unreal Engine 4のダウンロードはこちら
https://www.unrealengine.com/ja/features

Shade3D

コスパ★★☆☆☆
使いやすさ★★☆☆☆
リファレンスの充実度★★☆☆☆
美しさ★★★★
shade3Dのイメージ

Shade(3D)も建築実務で使っている人がぼちぼちいるソフトです。プロダクトデザインで使われることも多いようです。

基本的にshadeは3DCG専用のソフトウェアであり、建築用の機能を有していないので設計段階から使おうと考えると少し難しいかもしれません。実務レベルで使っている人がいることも事実ですが正直あまりお勧めできないというのが個人的な所感です。

Shade3D体験版のダウンロードはこちら
https://shade3d.jp/product/shade3d/Ver19/tryal/tryal.html

Lumion(ルミオン)

コスパ★★★★
使いやすさ★★☆☆☆
リファレンスの充実度★★☆☆☆
美しさ★★★★★
Lumionのイメージ

Lumionの特徴はなんといってもその美しいアウトプットです。ウォークスルーの動画なども作成でき、建築のフォトリアルなCGに特化したソフトです。毎年ベンダー主催のコンペも開催されるなどこれからユーザーが増えていきそうです。

ただシェアはまだまだでリファレンスも充実していないのがネックでしょうか。
ただこちらも学生版は無料なので使いやすい点は高評価です。

学生版の申し込みはこちら
https://lumion3d.jp/academic/

Blender(ブレンダー)

コスパ★★★★★
使いやすさ★★★☆☆
リファレンスの充実度★★☆☆☆
美しさ★★★☆☆
blenderのイメージ

Blenderは建築向けでなく、3Dキャラクターの作成などに用いられているソフトです。最近はVtuberなど3Dのキャラクターデザインも徐々に身近になってきているため人気になりつつあるソフトです。オープンソースなので無料でダウンロードできます。

3Dモデリングソフトではありますが、基本的に建築専用に作られているわけではないので、少し設計等に使うには難しさがあると思います。一方でオープンソースの強みを生かして最近では、地図や地図を元にした建物の3Dモデルを1分ほどでモデル上にインポートできるアドオンもできるなど、今後建築領域でも普及が進んでいく可能性は大いにあります。

CGの作成という点で十分に使えると思うので、無料のソフトからスタートしてみたい方は使ってみてもいいかもしれません。

Blenderのダウンロードページはこちら
https://www.blender.org/

まとめ

いかがでしたか?CGを扱う上ではどのソフトを使ったからうまくいくということは基本的にはありません。しかしコスパやリファレンスの充実度などの観点から見てみるとソフトによって結構差があることがお分かりいただけると思います。

使いやすいソフトはこれからも長く付き合っていくお気に入りになっていく可能性が高いです。自分だけのお気に入りを見つけるためにこれらを参考にしてソフト選びをしてみてくださいね。

Autodesk(オートデスク)

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